うつ病の治療中の転職で気を付けること

うつ病の治療中の転職で気を付けること うつ病で退職された方へ

うつ病の治療中でも転職する場合はあると思います。

そもそもうつ病でいう寛解は安定期に入ったことですが、再発防止のためには抗うつ剤を飲み続ける必要があります。

再発率の高いうつ病ですから、安定しているからといって無理は禁物で、うつ病を持病として付き合っていくことになります。

うつ病の治療中で転職する場合【安定期】

うつ病の治療中で転職する場合は安定期に転職するのが望ましいです。

症状が安定し、気分の上下や体調不良の繰り返しがない期間が続く場合、安定期に入ったといってよいかと思います。

無理しないことを前提に企業探し

安定期は言い換えると再発予防期間です。一度うつ病に罹患すると発症しやすい体質になるため(身体が緊張しやすい、ストレスに敏感になるなど)、自分に無理のない働き方を見つける必要があります。

以前のような残業の多い長時間労働や身体に負荷の高い仕事は身体に大きなストレスを与え、危険です。

システムエンジニアの場合、業界的に残業は多いですが、しっかりと求人を見極めれば残業をコントロールしている企業を見つけられます。

ベンチャー企業ほど社内体制や実力などの観点から残業時間をコントロールできていない傾向があるので、大企業や設立年数の長い中小企業を選ぶと良いです。

なるべく残業時間の少ない企業を選び、社員に配慮してくれる企業を選択するのが望ましいです。

可能なら経験職種を選ぶなど負担の少ない方法を

転職による環境の変化も大きなストレスとなります。環境の変化によるストレスや疲労は慣れるまで3~4ヶ月かかり、その間に体調を崩すことも考えられます。

可能な限り、慣れている仕事や経験したことのある職種を選ぶ必要があると思います。

また、転職と同時に転居などの環境の変化が伴う場合は時期をずらすなどして負荷を最小限に押さえる工夫をすると良いと思います。

私は入社の一ヶ月前に引っ越しをして、周辺施設に慣れたり生活の基盤を整えてから入社日を迎えるようにしました。

仕事もプライベートも両方の変化に対応していくことはとても大変です。周りの人の協力を得るようにしましょう。

うつ病の再発防止に取り組んでいることをアピール

企業側が一番気にするところは、求職者が再び体調を崩しうつ病を再発しないかです。採用後に体調を崩し退職に至るようであれば企業側も採用コストがかかるだけです。

うつ病を治療するなかで体調を整えるための工夫を皆さんされていると思います。

例えば、しっかりと服用を忘れないように毎日チェックしている、主治医の診察の際にアドバイスをメモし実践している、毎日散歩を欠かさず行い太陽光を浴びているなど。

些細なことでもいいのでうつ病の症状を抑えるためにしてきていることは、資料にまとめて面接で伝えるようにします。

資料の作成についてはこちら(面接対策・自己PR資料を作る)で説明しています。

うつ病の治療中で転職する場合【回復期】

うつ病の治療中で転職する場合でも状況によってはまだ回復期だが働かないといけないことはありうると思います。

回復期は症状が上下しながらも回復に向かっていく期間です。

障がい者雇用を視野に転職活動をする

油断は禁物のうつ病の回復期ですから、障がい者手帳を持っている場合、障がい者雇用を検討するのが良いです。

持っていない人の場合は、症状が軽度であることなど今後回復する兆しがあれば、病気をオープンで転職活動をし、無理のない企業を選ぶのが良いです。

転職のリスクを知った上で活動する

うつ病の回復期の転職のリスクは症状の悪化です。

転職することによって環境の変化によるストレスがあります。

また、労働によるストレスや身体の負担も大きく症状に影響します。

身体が慣れるまでは3~4ヶ月かかりますから症状をコントロールするために服用やリラックスを心がけるなど慎重にする必要があります。

できることできないことをまとめて仕事選び

環境の変化をできるだけ抑えるためには、「できること」を軸にして仕事選びをすることです。

経験業界や経験職種があればできるだけ同じ選択をすることが望ましいかと思います。

可能であれば面接ではうつ病のことをオープンにし、「できること」と「できないこと」を伝えると採用担当も理解を示してくれるでしょう。

うつ病と一言でいっても症状は個人差があります。精神的症状がメインの人がいれば、身体症状がメインの人もいます。

いまの自分に合わせて採用をしてくれる企業を見つけることが最優先になります。

可能ならアルバイトなどからステップアップ

うつ病の治療を優先したいなら、可能なら労働負荷の少ないアルバイトなどから始めることだと思います。

一旦は自分のキャリアとは異なる仕事を許容しリハビリとして働いてみたらいかかでしょうか。

いまの症状に合わせて働く練習をして、慣れて労働のストレス耐性がついたなと思う頃にステップアップで転職をすることです。

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